CATCH & FLOW 2016イベントレポート

 

2014年、イベントマガジンBANZAIプレゼンツで始動し、
数々の名勝負を生んだフリースタイルけん玉バトルトーナメントが、
更に進化を遂げて帰ってきた。
TBS、エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ、
シミズオクトの3社が主催する本大会は、特別協賛へ
キングオブグラブるコントを迎え、カルチャーの聖地
shibuya duo MUSIC EXCHANGEにて開催された。

 

第3回けん玉世界選手権 1 on 1 トーナメント

CATCH & FLOW 2016

日程:2016年9月10日(土)

会場:shibuya duo MUSIC EXCHANGE

主催:TBS、エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ、

シミズオクト、

 

CATCH & FLOW実行委員会

特別協賛:キングオブグラブるコント

公式WEBSITE:www.catch-flow.com

 

 

最高峰の技術を最高のステージでぶつけあう
CATCH & FLOWの魅力をフォトレポートで解き明かす!

RULE

[試合形式]予選:1人90秒の自由演技決勝:16名のトーナメント形式1試合

         3分1人45秒×2回(交互に)

[審査方法]1人につき45秒×2回、技を披露し、技の難易度、完成度、独創性の総合評価。

      これらをポイント制にて数値化、3名のジャッジが判定。

[審査基準]難易度/完成度/独創性

 

優勝は若干18歳の新星!!
ジェイク・フィッシャーが見事大会を制し、新しい時代を感じさせる印象深い大会となった。

世界中の超一流プレイヤーたちが一同に介した本大会で、新たなチャンピオンが産声をあげた。前回大会をしのぐ大興奮、大盛況の中、 18歳の超新星、ジェイク・フィッシャーが見事に優勝を勝ち取ったのだ。若きチャンピオンの到来に、誰もがけん玉界全体の新時代の訪れを感じた戦いだった。2位には、昨年の雪辱を晴らし、勝ち上がったワイアット・ブレイ、3位には昨年度チャンピオンのボンズ・アトロンという、超ハイレベルなカードがならぶ結果となった。世界最高峰の戦いを制したジェイク・フィッシャーのさらなる成長に期待が高まる。

 

CATCH & FLOWのプロデューサーであり、
メインMCを務めたNOB。絶妙なマイクパフォーマンスで会場を熱狂の渦に包み込んだ

NOB(430)ストリートけん玉の第一人者。BMXライダーとして活躍。けん玉の技と技を繋げ、数々の技を開発。彼の投稿動画を皮切りに世界中で新しいスポーツとして“KENDAMA”が拡がりをみせている。
WEBSITE:www.kendaman.com

 

MUSIC × KENDAMA
音とトリックの融合!大会を彩る豪華DJ陣

CATCH & FLOWを語る上で欠かせない存在、それがDJだ。DJたちが創り出す音楽は、プレイヤーたちのパフォーマンスを最大限に演出する舞台装置の一つとなっている。高難易度のトリックをいかに決めるかももちろん重要な基準だが、いかに「もっと見たい」「クールだ」 とJudgeやオーディエンスに思わせる、魅力的なパフォーマンスを披露できるかに重きをおく本大会では、音楽とパフォーマンスの融合が絶対条件となる。予選トーナメントをDJ KOBEE(写真下)が、そして決勝トーナメントでは、本大会ではおなじみのDJ U-ICHI(写真上)が最高の音楽で会場を盛り上げた。

 

ORIGINALITY × KENDAMA
勝負のカギを握るは独創性
誰も見たことのないトリックの応酬がここに!

あらかじめ難易度が設定され、ポイントの積み重ねで勝敗を決定する。そんな従来のけん玉選手権 とは一線を画すのが、このCATCH & FLOWだ。この大会を勝ち抜くカギ――それは独創性。“難易度” 50%、“完成度”30%、 “独創性” 20%の割合で審査が行われる本大会では、誰も見たことのないそのプレイヤーオリジナルのパフォーマンスが求められる。そんな独自のトリックの流れ(フロウ)をジャッジするのは、それぞれタイプの違う3名のけん玉レジェンドプレイヤーたち。彼らをうならせ、オーディエンスを最大限に惹き込んだ者こそ、この大会の王者に最も相応しいのだ。

 

FUTURE × KENDAMA
時代を担う若きプレイヤーたち
ポストジェイク・フィッシャーは彼らの中に?

世界最高峰の戦いをその目で見たいと、会場に収まりきらないほどのオーディエンスが押し寄せたCATCH & FLOW 2016。そんな中、特にBANZAI編集部が注目したのは、観客席の最前列で目を輝かせていた、次の世代を担うと思わしき子供たちだ。ジェイク・フィッシャーが18歳という異例の若さでチャンピオンにのし上がった本大会は、彼らの胸のうちに憧憬と、チャレンジ精神を呼び起こしたのではないだろうか。世界中のベスト・トリックを目に焼き付けた彼らが、これから生み出していくトリックの未来に期待せずにはいられない。この中から、次のけん玉界のスーパースターが誕生する日も遠くない。

 

数々のドラマの中、幕を閉じたCATCH & FLOW 2016。
更に加速するエクストリームけん玉シーンは、
常に新しい時代を切り拓くニューヒーローを待ち望んでいる。
次の王者になるべく戦いは、もう始まっている―