JUJU インタビュー『不思議の国のジュジュ苑-ユーミンをめぐる物語-』

コロナ禍を乗り越え、ついに復刊した冊子版『イベントマガジンBANZAI』。シミズオクト創業90周年記念号に相応しく、表紙と巻頭独自インタビューにJUJUさんが登場! より広くお読みいただけるよう、WEB版でもお届けします。

3月16日にリリースされたカバーアルバム『ユーミンをめぐる物語』を引っ提げ、「JUJU HALL TOUR 2022 不思議の国のジュジュ苑-ユーミンをめぐる物語-」が真っ盛りのJUJUさん。ツアーもまだ中盤のなか、子どもの頃からのユーミン愛、そしてレコーディングやツアーの様子について語って頂いた。

JUJU アーティスト写真

JUJUさん

大好き過ぎる人、ユーミン

BANZAI編集部(以下、B):これまでもユーミンさんのカバーをされてきたJUJUさんですが、アルバム『ユーミンをめぐる物語』を、なんと松任谷正隆さんと由実さんのプロデュースで行ったというのは、どんな思いやきっかけがあったのでしょうか?

JUJU:ユーミンは私にとっては人生の教科書っていうか、ずっと子どもの頃からとても大切な存在で、学校や周りの大人が教えてくれないことまでを「曲」から教えてくれる存在で、私が大人になる過程の中でとても大切な人だったんですね。

あまりにも大好きなのでプロになってからもずっと聞き続けていて、自分でコンサートをやるようになってからも、リクエスト曲だけはカバー曲で構成するライブを2008年に始めた際に「今月のユーミン」っていうコーナーを絶対やりたいって言って。それをずっと続けてきた中で、私がユーミンをどれだけ好きかっていうのが周りのスタッフやミュージシャンも含めて広まっていき……。

それで、いつかユーミンだけのアルバムを作る日が来るとしたら、と薄々は考えてはいたんですが、絶対にやりたいことの1つなのに、あんまり口に出して言えないことだったりして……。

でもコロナ禍になって、自分の中でも「いつか」っていうのが全く信用できなくなってきたし、もうやりたいことは先延ばしにせず、今すぐにでもやり始めないといけないなと。

特にこういう自分のオリジナルではなくユーミンのアルバムってことになると、皆さんを巻き込まないといけないし、絶対に由実さんと正隆さんと一緒にやりたいっていうのはあったんですね。

松任谷正隆さんが楽曲を新アレンジ

JUJU:私が育って来た過程の中で聴いてきたこの大好きなユーミンの楽曲を正隆さんがもう一度アレンジし直したらどうなるんだろうっていう、ただの助平心っていうのもあるんですよね。

それを含めて正隆さんと一緒にやっていけたらこんなに凄いことってないなって思って、だからこんな図々しいお願いをしていいのだろうかって散々悩んだし、お腹も痛くなったし、でもどうしてもやっぱりこのアルバムを作るとしたら、由実さん正隆さんとっていう気持ちしかなかったです。

B:どこかのインタビューで、JUJUさんが松任谷由実さんにお手紙を書いたっていうようなことおっしゃっていた気がするんですが。

JUJU:はい。もしかしたら携帯電話に直接電話した方が早いかもしれないし、Eメールやショートメールの方が手っ取り早いかもしれないけど、でも今回のこの事は私の中でものすごい一大事だったので、どうしてもこれは手紙にしないと全部の思いを伝えきれないなって思ったから、今回はお手紙を書くことにしました。

B:一番伝わるツールが手紙という昔ながらの方法だったわけですね。

JUJU:はい。祖母が言ってました。「大事なことを伝えたいときはちゃんと手紙を書け」って。

B:いい話ですね!

困難を極めた選曲

B:いい曲がたくさんあるだけに選ぶのは大変じゃなかったですか?JUJU アーティスト写真

JUJU:めちゃくちゃ大変でした! JUJUチームの中で1番のユーミンファンは私だから、私がやらせていただきたい曲をもちろん持ち寄りましたが、あとはJUJUチームからも持ち寄り、話し合いを重ねて。叶うならばファースト・アルバムから1枚ずつ全部やりたいぐらいなんです!

でも1枚のCDに収めるには10何曲っていう縛りがあるし、まさか「4枚組で」とも言えないし。なので、私がユーミンを認識して恋に落ちたアルバム『Delight Slight Light KISS』(1988年)までで選曲を区切ることにしたんです。そうでもしないと選びきれないから。

 

新アレンジは「こう来たか!」の連続

B:私、1曲目の『A HAPPY NEW YEAR』のいきなりドーンと切ない感じで来るのに、もうすごくやられてしまいました。

JUJU:『A HAPPY NEW YEAR』は、私の中でユーミンの大好きな曲トップ5に入る曲で。今回これは誰がなんと言おうと入れたい! っていう曲だったんですが、実はこの曲でアルバムを始めようというのは正隆さんのご意見だったんです。

私もオリジナル・バージョンが大好きなんですが、この主人公の女性、最初に会う人があなただといいなと走って、きっと会えるだろうなって思うけど。

今回、正隆さんが仕上げてきた『A HAPPY NEW YEAR』のコード感だと、私「会えないじゃん、この人!」って思ったんですよ。会えないことをわかってるような切ないアレンジに変わってるなって思って。

でも、それがJUJUが歌うからって言われればすごい納得ですよね。確かに私は“ままならない歌”をたくさん歌わせて頂いてJUJUとしてやってきているっていうのもあるし……。

しかし正隆さんは「会えない感じにしたんだよ」とはおっしゃってないんですよ。アルバムが仕上がってから正隆さんに聞こうと思いながら全然聞けてないのを今思い出したので次に会ったら聞きます。

繋がっていく「守ってあげたい」キモチ

B:『守ってあげたい』は誰もが知る有名曲ですが、いかがでしたか?

JUJU:正隆さんが今回どういうアレンジをされるかは、出てくるまでわからない状態で、もちろん「どんな感じでやりたい?」とか「どんなイメージ?」っていうのは聞いてくださるんですけど、イメージを伝えたとしても正隆さんから出てくるものが想像のすごい斜め上からくる感じでびっくりするアレンジも多く、だからこの『守ってあげたい』というのも、「まさかこうくるとは……」がありました。

B:JUJUさん版はドライブ感もあり、MVでも高校生が出て来たり、若い人にも受け入れやすいアレンジだなっていう印象を持ってます。

JUJU:ワー! 本当に? 私自身がリアルタイムに子どもの頃にこの曲を聴いて、お守りみたいな曲だったんですよね。

トンボを追っかけたりとかしていたし、まだ夢すら見えてない時期に「守ってあげたい」っていうのをあの曲に言われてすごく安心した記憶があるし、大人になるにつれ曲の意味合いがどんどん変わっていったんです。

今回カバーしたことで私はさらにユーミンから今でも守られているって思うし、さらに私自身も「守ってあげたい」って思う人たちがあの頃に比べてものすごい勢いで増えたし、この曲を耳にする全ての人が守られてるといいなっていう思いがたくさんあった。

もし私のバージョンの『守ってあげたい』を聴いて、「守られてる」「守ってもらいたい」って思ってくださる方が1人でもいたら、幸せだなと思いながら今回歌わせていただきました。

B:今まで由実さんの音楽に守られてきたJUJUさんが、今度はみんなを守っていくような、繋がりを感じますね。

JUJUにとっての“やさしい目をしてるあの人”は

B:私の大好きな『卒業写真』も入っていました。

JUJU:言わずと知れた大名曲っていうか、日本のスタンダードっていうか、卒業時期になると誰もが耳にするだろう曲で。でも、やっぱりみんなが知ってる有名な曲っていうのも、今、この曲を正隆さんがやったらどうなるのかなっていうのがすごくありました。

やさしい目をしてた「あの人」って、同級生とか先生とかではなく、いろんなことを教えてくれた人だと思う。私にとっての「あの人」はユーミンかも知れないし、JUJUを支えてくださった皆さんでもある。

今回のこのアルバムのレコーディングのときからずっと、いろんな人のことが思い浮かんでくるから、自分で気づかないうちにそういう年齢になったんだなっていうか、そういうのを1回振り返る時期に来てるのかも知れないという思いでいっぱいになります。

JUJU アーティスト写真

『ひこうき雲』を歌ってJUJUに起きたこと

B:『ひこうき雲』は驚きのアレンジですがJUJUさんらしいと感じました。

JUJU:これは私達のリストに入れてなかった曲だったんですよ。『ひこうき雲』は私の中でもうカラオケですら歌えなかった曲だし……これはユーミンが歌うべき曲で誰か他の人が歌っていい曲じゃないっていうのがすごくあって。だから今まで私1度も歌ったことがない曲だし、今回のリストの中にも入れてなかったんです。

制作をする中でグループチャットみたいなのを作っていたのですが、そこにある日、正隆さんから「『ひこうき雲』のゴスペル、思いついたんだけどどう? 嫌かな?」と来たんですよ。

嫌な訳などあるわけもなく!「はい、どうなるかっていうのを聞いてみたいです」っていうのをお伝えしました。『ひこうき雲』のアレンジが送られてくるまで私達は物凄いざわついていました(笑)。

でも種明かしをすると、正隆さんは『ひこうき雲』がリストに入ってたと思われていたらしいんですよ。今回そんなところから歌わせていただく機会が巡ってきました。

でも、仮歌を当てるときに、歌わせていただいて、自分の中にあったわだかまりみたいなものも、なんとなくちょっとだけ答えが見えた。だから、今回歌う機会を与えてくださった正隆さんにものすごく感謝してます。

この企画自体がありがたいのに、もし正隆さんの思い違いがなかったら一生歌うことがなかった曲のおかげで自分が更に救われたなって。

正隆さんは「この物語の中にJUJUを立たせたとしたら、どんな景色がいいんだろうなと思いながらアレンジをしたんだ」っておっしゃったんですよね。

だからこの卒業アルバムの景色っていうのがきっとそういう気分にさせるんだろうし、それは全ての曲においていろいろあると思います。

B:正隆さんは「今のJUJUを由実さんの曲を使って表現する」とおっしゃっていますが、その言葉をどう受け止めましたか?

JUJU:すごい合点がいったというか。始めに「全てに於いてのプロデュースをお願いします」って言ったときに、由実さんから正隆さんに「1回やったことをもう1回やる情熱ってあるの?」と聞いたと由実さんから聞きました。

そしたら、正隆さんが「ミュージシャンの特性かもしれないけど、この曲もうちょっとやり直したいなみたいなのがスッゴイいっぱいあったから、今回なんか願ったり叶ったりみたいな感じがあるんだよ」って言ってくださって。

それで「例えばどのアルバムどの曲やりたいとかあるんですか?」って聞いたら「あるよ。このアルバムのこの曲のこれとかね」とかって。「ちょっと!それ私大好きなんですけど!!」みたいな。

ツアーの演出は松任谷正隆さん

B:「不思議の国のジュジュ苑-ユーミンをめぐる物語-」が、今絶賛ツアー中ですよね。こちらも正隆さんの演出とのこと。どんな感じで企画されたんですか。

JUJU:ユーミンのアルバムを作るんだとしたらもう絶対にこのツアーはやりたいっていうのがあって、こんな図々しい厚顔無恥なお願いをするなら、もう全部お願いして帰ろうって思って、捨て身の覚悟でお願いしたことの1つがこのツアーの演出だったんです。ツアーをやらせていただくことをお許しいただけるのだとしたら演出を正隆さんにとお願いしたんです。

今まで「ジュジュ苑」シリーズの中で、「今月のユーミン」をやらせていただいたのでその拡大版的に自分たちでツアーをやることも多分できたと思うんですけど、アルバムを正隆さんと由実さんにプロデュースしていただいたのに、ツアーの演出が正隆さんじゃなかったら「これ正隆さんだったらどういう演出だったんだろうなあ」って思いながらのツアーになるだろうなって思ったので。

もうこれはもう駄目元で、お忙しいし、でも本当すいませんお願いします!ってお願いしたら「いいの?」っていう……本当に快諾してくださって。はい、もうまさに不思議の国の始まり始まり〜でした。それが不思議の国っていう言葉になってるんですかね。

正隆さんは私の2つのライブに来てくださり、1つが「俺のRequest」ツアーという私が男性歌手の楽曲をカバーするライブ、2つ目は私のオリジナル曲ばかりのベストアルバムツアーをご覧になってくださり、後者の際に「JUJUっていうのがすんごい引っかかっていて、『不思議の国のJUJU』っていうのが……もう絶対これがいい」って。

B:ではツアータイトルは正隆さんがお決めになったのですね?JUJU アーティスト写真

JUJU:はい。その時点では何も一切決まってなかったんですけど、ただ正隆さんの中では「不思議の国のJUJU」っていうのは絶対決まっていて、頭の中に何かが思い描かれているんだろうなってワクワクしながら待っていたのですが、「今回のアルバムの中からやる曲もそうじゃない曲もあるじゃない? アルバム曲じゃない曲でツアーでやりたい曲あげてみて」と言われて「やっていいんですか!」って思いながらも、短冊ぐらい長い曲のリスト(笑)をLINEで正隆さんに送って、それが反映されたりされなかったりしながら、基本的に正隆さんが決めた感じでした。

正隆塾に入門?

B:私は正隆さんが由実さんのコンサート演出をしている現場をよく拝見してるんですが、演者さんにもスタッフにも結構厳しく、正隆さんの思い描くその世界観を全員に徹底してやらせるっていう印象なんですけど。

JUJU:(笑)覚悟しといた方がいいよ、ってもういろんな方から言われていたし、由実さんにも言われました。はい、世界観はきっちりでした。

うちのバンドはもう「JUJUと愉快な仲間たち」として長いこと一緒にやっているメンバーで、正隆さんが今回演出に入られて、私自身も初めてのこと尽くしですし、バンド自体もこんなことするの初めてだろうし、初日から面白かったですね。

でもなんかやっぱり私達には、ちょっと優しいっていうか、その優しさは甘やかしてるわけじゃなくて、なんか結構好きにやらせてくださるという感じですよ。

とはいえ正隆さんがいらっしゃるおかげで私達のリハーサルがもう超有名進学塾みたいな感じで面白い(笑)。それぞれポテンシャルはあるけど結構好き勝手にやってきた生徒たちが、ものすごい厳しい先生の進学塾の合宿に入りましたみたいな感じだったんですよ(笑)。

 

正隆流演出の真骨頂〜踊る音楽家〜

JUJU:今までやったことがない、例えばストリングス隊が楽器を置いて前に出てきてくるくる回るとかがあって。彼女たちのストリングス人生の中で楽器を置いて何か別のことをやることを求められることはなかったと思うし、それも含めて、今回、全員が全員、もう、はい。新しいことへのチャレンジがいっぱいありすぎました。

本当に楽しいんですよね私は。みんな楽しんでくれていると信じてます。始めの頃こそ私も含めて全員ヘトヘトだったんですが、ツアーとして走り出してからはもうみんな楽しさしかない。

まだまだ由実さんの50周年と比べると私はひよっこですが、“ツアーはこんな感じ”という「当たり前感」が私にもバンドにも頭の中にあったと思うんですが、今回本当に目から鱗がガバッて外れました。

私は正隆さんを「不思議の国の王様」と呼んでるんですが、その王様のOKが出てからは観に来てくださる皆さんにどう楽しんでいただけるかに心を砕こうというふうになりました。辛い練習や、くるくる回したり(笑)を経て思ったのは、やればやるほどに発見が毎回あるし面白みが増しているっていうことです。

うちのバンドは大体、私も含めてツアーが進めば進むほどいろんなものが変わっていく、もちろん軸は絶対に変えないけど、正隆さんの言葉をお借りすると、どんどんバージョンアップしていくんです。

B:ファンの人も何回観ても新しい発見があって素敵ですよね。

JUJU:そうだといいなと思いながらやってます。でも結構いろんな方に言っていただくのは1回観るより2回観た方が楽しいし2回観るよりもまた次も見た方が楽しい、と言っていただくことが多いので、もっとそう思われるように私達も楽しんで頑張らないとなって思ってます。

JUJUさんの世界を彩る衣装や舞台

B:舞台美術について何かこだわりはありますか?

JUJU:舞台は、やっぱり衣装と一緒で「うっとり」っていうのは一番大きなところですね。でも毎回びっくりするんですよ。自分のツアーを外から見ることってできないので、テクリハとかサウンドチェックのときに見るぐらいしかできなかったりして。

私は後ろ向いちゃいけないと思ってるから、リハーサルの時にふっと後ろ向いて「ワー! こんなことになってたんだ」みたいなのがよくあります。

舞台装置とか、トリックアートみたいな世界だなって思うんですよ。いかにお客さんの目を上手いことを欺いて「うっとり」の方向に持っていくかが毎回肝になっていて、それを叶えてくださるのはいつも舞台美術かなと思っています。

B:ありがとうございます。私達もアーティストさんを頂点とした総合芸術を作りたいと思って全社員が日夜頑張ってますので、今後ともよろしくお願いします。

今回のツアーの追加公演まで終了したら、どんなことをやってみたいですか?

JUJU:今回のツアーは今までのツアーの概念が180°覆るぐらいの、新しい発見だらけのツアーです。衣装さん、音響さん、照明さん、舞台さん、スタッフさんとも一緒に見つけていくツアーっていうのをどんどん続けていきたいっていう思いが、今またさらに強くなりました!

スタッフや観に来てくださった皆さんのおかげで、私は今ライブが一番好きなこととして歌の仕事の中でやらせていただいているので、それを1日でも長く続けられることが私の中の目標だったりもするし、皆さんに会える機会をどんどん作っていきたいし、観に来てくださった皆さんを、ますます「うっとり」の極みに連れていけたらなと思います。

規模とか形にこだわりなく、とにかくライブを続けていって、皆さんの元にお邪魔できたらなと思ってます。


シミズオクト担当社員から

『不思議の国』を作り出す

横浜シミズ 制作部 デザイン 渡部雪絵

横浜シミズ 制作部 デザイン 渡部雪絵のプロフィール写真今回、演出を松任谷正隆さんが手がけるという事で、セットデザイン担当として、お声がけいただきました。
最初に提示されたテーマは、『不思議の国』『大人のアリス』でした。
過去のJUJUさんコンサートの図面も参考にしつつ、細かいディティールなどは、由実さんのセットを作る際のテイストを意識しながら、デザインしました。

自分なりに『不思議の国』を突き詰めていった結果、いざ出来上がってみると、螺旋階段を始め、ほぼ真っ直ぐな物が無い若干扱いの難しい?(笑)セットとなりました。
これを全国持ち歩くスタッフの皆様の努力には、感謝しています。
観た人に『不思議の国』の世界観を、今回のセットからも 感じていただけたら嬉しいです。


イベントマガジンBANZAI Vol.58 2022 Summer

シミズオクト創業90周年記念号

JUJUさんの表紙が目印。全国のCDショップ、ライブハウス、イベント会場などで無料配布中。

イベントマガジンBANZAI Vol.58 シミズオクト創業90周年記念号。表紙はJUJUさん

表紙


アルバム情報

JUJU カバーアルバム『ユーミンをめぐる物語』

Produced by 松任谷正隆・松任谷由実
2022.03.16 Release

[初回生産限定盤]CD + DVD AICL-4201~4202 4,500円(税別)
[通常盤]CD AICL-4203 3,200円(税別)

JUJU カバーアルバム『ユーミンをめぐる物語』ジャケット写真(通常版)

JUJU カバーアルバム『ユーミンをめぐる物語』通常盤 ジャケット写真

アルバム情報はこちら https://www.jujunyc.net/yuming/


ツアー情報

JUJU HALL TOUR 2022 不思議の国のジュジュ苑 - ユーミンをめぐる物語 –

演出:松任谷正隆 全44公演

8/20(土) 宮城県 仙台サンプラザホール
8/21(日) 宮城県 仙台サンプラザホール
8/25(木) 兵庫県 神戸国際会館 こくさいホール
8/27(土) 大阪府 フェスティバルホール
8/28(日) 大阪府 フェスティバルホール
9/1(木) 京都府 ロームシアター京都 メインホール
9/2(金) 兵庫県 アクリエひめじ
9/4(日) 長野県 ホクト文化ホール
9/9(金) 大分県 大分iichikoグランシアタ
9/10(土) 鹿児島県 川商ホール(鹿児島市民文化ホール) 第1
9/15(木) 香川県 レクザムホール・大ホール(香川県県民ホール)
9/17(土) 愛媛県 松山市民会館
9/20(火) 山形県やまぎん県民ホール(山形県総合文化芸術館)
9/21(水)けんしん郡山文化センター(郡山市民文化センター)大ホール
9/27(火) 秋田県 あきた芸術劇場ミルハス

追加公演:10/10(祝・月)「JUJUの日スペシャル」 東京・武蔵野の森 総合スポーツプラザ メインアリーナ

ツアー情報はこちら https://www.jujunyc.net/yuming/#tour


PROFILE

JUJU (じゅじゅ) | 18歳で単身渡米。NYでシンガーとしての実績を積んだのち、2004年8月に「光の中へ」でメジャーデビュー。
06年「奇跡を望むなら…」のヒットでブレイク、その後も「やさしさで溢れるように」「明日がくるなら」など、聴き手の物語に寄り添い、多彩なヴォーカル表現溢れる数多くの作品をリリース。
ジャンル洋邦問わず名曲を歌い継ぐこともライフワークとし、『Request』シリーズやジャズ作『DELICIOUS』シリーズなどを発表。
20年4月には4枚組52曲収録のオールタイム・ベスト・アルバム「YOUR STORY」が大ヒットを記録。
3月には、松任谷正隆さん・松任谷由実さんWプロデュースによる「ユーミンをめぐる物語」をリリースし、5月からは演出に松任谷正隆さんを迎えての全国ツアー「不思議の国のジュジュ苑 -ユーミンをめぐる物語-」を開催中。

JUJU オフィシャルサイトhttps://www.jujunyc.net/


INTERVIEWER

清水佳代子(イベントマガジンBANZAI 発行人)