3Rで復活した、ハイセンスなKIMONOでファッション界の最先端を行く!

Reuse・Remake・Recycle

3Rで復活した、ハイセンスなKIMONOでファッション界の最先端を行く!

 

今、ファッション界で改めて注目されている日本の伝統衣服“着物”。過去に着用された着物を再利用して、現代の日本社会と世界に向け“KIMONO”の伝統や魅力を発信し、日本の古き良き文化を継承している日本リ・ファッション協会で、代表を務める鈴木純子さんに今回はお話を伺った。

 

日本の着物から世界のKIMONOへ

――日本リ・ファッション協会ではどのような活動をされていますか。

私たちは「誰もが自分らしく輝ける社会」とは?を考えるところからスタートしました。2009年の法人化の際に活動方針を「着るものを通して循環型社会の実現と生活の質の向上を目指す」と決め、 現在は様々な体感型イベントやワークショップを開催しています。例えば着物体験では、着物の魅力はもちろん、日常に既にある豊かさを知るきっかけ作りを行っております。

――特に着物のリユース、リメイク、リサイクル(3R)に力を入れているのはなぜですか。

目指しているのは誰もがワードロープの中に着物を加え、その日の気分やTPOに合わせて自由に着物ファッションを楽しむほどの着物普及です。このことは、世界も注目する和文化の継承、私たちの祖先が培ってきた知恵や技の継承にもつながります。それと使い捨て社会に対するアンチテーゼとして「いいものは循環する」ことを改めて知ってもらいたいのです。その代表といえる着物に触れることで、これからのモノづくり、働き方、暮らし方を考えるきっかけになればとの想いです。必ずしも着物を着なくてもよいのですが、肩ひじ張らずにオシャレを楽しみながら心豊かな暮らしにシフトする。そこへつなげていきたいと考えています。

 

3Rで再生されたKIMONOの新しい活用方法

――昔の着物を循環させ、今の時代に着こなすために行っている工夫などはありますか。

はじめは型にはまらず、洋服感覚でコーディネートを楽しむことをおすすめしています。もちろんTPOや着物の基礎知識はお伝えしますが、着物の良いところと洋服の良いところを自由に組み合わせる発想もお伝えします。今お持ちのファッションアイテムが着物にも使えるため、

新たににすべてを買いそろえなくてもよいこと、着物初心者によくある着崩れと、慣れない履物による足の痛みの問題解決や提案もしています。例えば、帯あげは大判のスカーフ、帯締めはベルトを使うとモダンになります。また、襦袢(着物の下に着る肌着)の代わりにタートルネックのセーターや襟のオシャレなブラウスを合わせると着崩れの心配が軽減。足元は履きなれたブーツやミュールを合わせるとハイカラな印象になり、足が痛くなる心配からも解放されます。

――着物の衣装提供も行っているようですね。今までにどのようなところへ衣装提供をしてきましたか。

近年は着物スタイリストとのコラボによって様々なご要望に対応しています。例えば和をテーマとしたバンド「侍魂・SAMURAI Soul」へのツアー衣装の提供。「うえの夏祭り」や「デザインフェスタ」、クラブなどで開催しているファッションショー。東京都墨田区で行われる時代物のイベント「北斎着物ファッションショー」「かねがふち歴フェス」などで出演者とスタッフが着用する衣装の提供。その他に演劇ライブなど、衣装提供は多岐にわたります。

――最後に、リ・ファッション協会では今後、どのようなことを目指していきたいですか。

私たちは活動開始から8年間「誰もが自分らしく輝ける社会」を目指して様々な活動をしてきました。自分らしさや幸せはひとりひとり違うものです。自分は何が好きなのか、どんな時に嬉しくなったり悲しくなったり心が動くのか。これから誰とどこで何をしていきたいのか。一番大切なものは何か。それを知るきっかけは様々な体験で引き出されます。

私たちが体感型イベント、ワークショップにこだわる理由はそこです。特にKIMONO体験ワークショップは、日本人にはもちろん外国人にも響きます。これからも人が幸せになるきっかけ作りを世界に広げて行きたいと思います。

 

日本リ・ファッション協会 公式サイト

refashion.jp/<http://www.refashion.jp/>

(イベント詳細もこちらでご覧いただけます)

 

▲柳嶋妙見山法性寺で行われた北斎着物ファッションショーの模様。古着を組み合わせて、近未来の「KIMONO」ファッションを提案した。

 

▲ライブパフォーマンス舞台「変化〜henge〜」で、個性的かつハイカラなKIMONOを提供。華やかでインパクトのある衣装ある。

 

▲カジュアルな「KIMONO」でおしゃれをして、蔵前にて街あるきをしている様子。下町の雰囲気に自然と着物が溶け込んでいる。

 

▲デザインフェスタvol.44でのファッションショーの模様。外国の方等の多くの来場者が日本の「KIMONO」の美しさに見惚れていた。

 

▲「KIMONO」で広がる世界との輪。日本の伝統衣服「着物」から、世界ファッション「KIMONO」へ。

 

Profile

一般社団法人 日本リ・ファッション協会

代表理事 鈴木 純子

1995年にネットマーケティング、コンテンツ企画・制作を行うITベンチャー企業家として独立。技術革新の裏でモノも人も技術も使い捨てになり、様々な社会課題が生じていることに着目。2009年に「誰もが尊重され幸せに暮らせる循環型社会の実現」を目指し日本リ・ファッション協会を設立。日本の古き良き文化・技術を、オシャレなエシカルファッションである「KIMONO」を通して世界に発信している。

 

Event

日本リ・ファッション協会

プロデュースイベント開催決定!

エシカルファッションで未来を創造するトークと近未来KIMONOファッションショー

日付:2017年5月25日(木)

時間:18:00 OPEN 19:00 START

入場料:¥2,000(ワンドリンク付き)※ドリンク追加は¥500頂きます

会場:高田馬場BABA GOYA

          東京都新宿区下落合1-4-1 TEL/03‒3360‒7168

お問い合わせ先: 日本リ・ファッション協会 MAIL/info@refashion.jp