100年後に読まれるメディアづくり。沖縄の歌を未来へ

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沖縄の歌には先人の想いが込められている

沖縄には未来の子供たちに伝えていきたい大切なものがたくさんある。沖縄の歌もそのひとつ。沖縄の歌には、知恵、勇気、教訓、祈り、風習、さらには、教科書には載らない民の歴史が息づいている。暮らしの中で育んできた自然に対する畏敬の念、そして先人たちのチムグクル(心)が込められているのだ。

 

さまざまなジャンルからスターが誕生

沖縄民謡は、戦後沖縄の民に生きる勇気を与え、嘉手苅林昌、登川誠二、知名定男、喜納昌吉、謝美佐子など多くの唄者や三線の名手、いわゆる時代のスターを生み出した。歌謡界は、1970年代以降、南沙織、フィンガー5、安室奈美恵、SPEED、DA PUMP、三浦大知等が活躍。ロックシーンにおいては、1970年代に紫や、コンディショングリーンが活躍、1980年代後半には、TBS番組『三宅裕司のいかすバンド天国』1990年代後半には一大沖縄インディーズムーブメントが巻き起こり、MONGOL800、ORANGE RANGE、HY、かりゆし58等が出現し全国を席巻。そのほか、Cocco、Kiroro、夏川りみ等、女性シンガーも多く排出するなど、名前をあげればきりがない程たくさんのバンド、唄者、アーティストが活躍し、沖縄の民に愛される歌が日々を生まれ続け、新旧の歌が脈々と歌い継がれている。

 

100年先に伝えたい沖縄の歌

そんな、沖縄の歌を100年先に伝えたいという想いで、2009年にウェブマガジン『沖縄LOVEweb』を、2011年にフリーマガジン『沖縄音楽旅行』を出版。沖縄音楽旅行は、紙質、印刷、内容、デザインにとことんこだわり100年先に読まれる「本づくり」に取り組んでいる。沖縄LOVEwebでは、テキスト、写真に加え、インタビュー動画、ライブ動画、アーティストのオリジナルPVなどデジタル・メディアの強みを活かし、多角的にリアルタイムに伝えている。それを各種SNSで更新情報を発信し、より多くの読者を獲得。さらに、テレビやラジオなど地上波でも展開、マルチにメディアをシンクロさせることで、大多数のユーザーにリーチするシステムを構築、 沖縄音楽のすばらしさを立体的に日々伝え続けてます。しっかり伝われば、読者や視聴者、リスナーの行動が生まれる。「行動=アーティストのサポート」なのです。それが新たなアーティストを生み、歌を育てることにつながると信じている。

 

『沖縄音楽旅行』Vol.29(最新号)は2018年11月15日に出版。今回も、100年先に伝えたい沖縄の歌が満載です。沖縄音楽の素晴らしさが伝われば幸いです。今後とも沖縄音楽シーンへの応援、サポート、よろしくお願いします!!

PROFILE

 

幸田 悟幸田 悟(こうださとる)沖縄カルチャーの広告塔  PLANNING OFFICE Coda  代表|

80年代よりミージシャンとして沖縄県内外で活躍。PLANNINING OFFICE Codaにて、沖縄カルチャー発展のための新事業を展開。沖縄クリエイティブシーンに精通し音楽、アート、エンターテインメント、ファッションなどとリンクした企画、デザイン、制作を行っている。

また、ラジオテレビ番組制作&DJ 、TV  コメンテーター、イベントMC 、自社出版本、WEBサイトなど各メディアを通して広く沖縄カルチャー情報を発信。季刊誌『沖縄音楽旅行』の出版、Webマガジン『沖縄LOVEweb 』など自社メディアの発行人を務める。

 

INFORMATION

 

沖縄音楽旅行WEB: 「沖縄LOVEweb」http://okinawaloveweb.jp/

MAGIZINE:「沖縄音楽旅行」http://okinawaloveweb.jp/project/omj-project/38278.html

Facebook: https://www.facebook.com/OKINAWALOVElog

RADIO&TV:NHK-FM「沖縄ミュージックジャーニー」

FM 沖縄「オリオンびあぶれいく」